【PayPay】赤と青の違いは?メリット6選・デメリット4選

PayPayカード-記事‐タイトル PayPay

PayPayアプリでの支払い方法はPayPay残高で支払う赤画面とPayPayクレジットで支払う青画面の2種類があります。

赤画面と比べて、PayPayカードを利用するPayPayクレジット(青画面)は格段にPayPayポイントが貯まりやすくなるのでおすすめです。

また、PayPayクレジットを利用するためのPayPayカードは対象のウェブページを経由しないと入会特典を受け取れませんPayPayカードを検討中の方はぜひ本記事でご確認下さい。

今回の記事でわかること
  • PayPayクレジット(青い画面)のメリット・デメリット
  • PayPayカード入会特典はどこからの遷移で受け取ることができるのか
  • PayPayクレジットと他社クレカを利用する方法の違い

PayPayの赤画面と青画面の違いは大きく2つ

PayPayアプリには青画面と赤画面があり、この2つは支払い方法ポイント還元率に違いがあります。まずは2つの画面の違いについて確認しましょう。

PayPayの青画面と赤画面の違い

・支払い方法
・ポイント付与率

支払い方法

PayPay赤画面PayPay残高にチャージし、チャージ残高から支払う
PayPay青画面1ヵ月のPayPay利用金額をクレジットカードで支払う

PayPayアプリの赤画面では、1度の決済ごとにPayPayへチャージしたチャージ残高から支払います。支払い可能金額はチャージ残高の範囲内です。

一方でPayPayアプリの青画面は、PayPayクレジットと呼ばれ、アプリにPayPayカードを紐づけ、支払います。支払い可能金額はクレジットカードの上限額までです。

ポイント付与率

決済方法ポイント付与率
PayPay残高0.5%
PayPayクレジット(PayPayカード)1.0%
PayPayクレジット(PayPayカード ゴールド)1.5%

PayPayアプリの支払いは決済方法によってポイント付与率に違いがあります。

初期設定で利用できるPayPay残高(赤画面)のポイント付与率は0.5%ですが、PayPayクレジット(青画面)を利用することで、PayPayカードであれば1.0%PayPayカードゴールドでは1.5%のポイントが付与されます。

PayPayカード

PayPayカード┃基本情報
年会費0円
ポイント付与率1.0%~1.5%
対応ウォレットApple Pay,Google Pay
ETCカード年会費550円
申込条件18歳以上
支払日27日引落
Yahoo!ショッピングでの利用特典最大5% ※
ソフトバンク/ワイモバイルスマホ特典最大1.5%
※ 最大5%内訳:毎日貰える(+3%)、ストアポイント(+1%)、基本付与率(+1%)

PayPayカード ゴールド

PayPayカード ゴールド┃基本情報
年会費11,000円
ポイント付与率1.5%~2.0%
対応ウォレットApple Pay,Google Pay
ETCカード年会費無料
申込条件18歳以上
支払日27日
Yahoo!ショッピングでの利用特典最大7% ※
ソフトバンク/ワイモバイルスマホ特典最大10%
空港ラウンジ特典国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用可能
付帯保険サービス・海外旅行傷害保険(最高1億円)
・国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
・ショッピングカード保険(最高300万円)
※ 最大7%内訳:LYPプレミアム(+2%)毎日貰える(+3%)、ストアポイント(+1%)、基本付与率(+1%)

PayPayクレジット(青画面)のメリット6選

PayPayクレジットのメリットは6つあります。

PayPayポイントの還元率がUP
PayPayカード発行でポイ活ができる
PayPay STEPが達成しやすくなる
毎回のチャージが不要になる
PayPay残高が中途半端に余らなくなる
イベントで優遇される

PayPayポイントの還元率がUP

PayPay残高(赤画面)のポイント付与率は基本0.5%ですが、PayPayクレジット(青画面)を利用することでポイント付与率は1.0%になります。決済方法を変えるだけで0.5%分お得になるので利用しない手はありません。

また、PayPaySTEPを達成した場合、付与率が+0.5%されるのでさらにお得になります。

PayPayカード発行でポイ活ができる

画像引用:モッピー

PayPayカードはモッピーなどポイントサイト経由で発行することでポイ活が可能です。

以前はポイントサイト側とPayPayカード入会特典を2重取りできましたが現在は不可能です。ポイントサイトのポイント数は時期によって変動するため、PayPayカード入会特典と比較してからカード発行しましょう。

PayPayカードの入会特典については下記に詳しく記載しています。

PayPay STEPが達成しやすくなる

PayPay STEPの達成条件は2つ

・支払い回数30回達成(1回200円以上)
・月10万円利用

PayPay残高(赤画面)では、基本的にお買い物で条件を達成しなければなりませんが、PayPayクレジット(青画面)利用できる他社の決済手段にチャージすることで条件を達成できるようになります。

PayPay STEPを達成しやすくなることもPayPayクレジットのメリットです。

PayPay STEPをチャージで達成する方法はこちらの記事で紹介しています。

毎回のチャージが不要になる

1ヵ月の利用分は毎月クレジットカードから引き落とされるため、PayPayのチャージ残高が足りず、お買い物で慌てる心配がなくなります

PayPay残高が中途半端に余らなくなる

PayPay残高へのチャージは最低1,000円以上からです。「あと100円足りない…。」という時でもチャージする必要があります。

PayPayクレジットならチャージする必要自体なくなります

イベントで優遇される

PayPayアプリで定期的に開催されるPayPayスクラッチくじはPayPayクレジット(青画面)の利用で当選確率がUPします。

2025年7月1日~7月28日の日程で開催されるスクラッチくじでは、さらにPayPay銀行を連携することでスクラッチくじが必ず当たります。

支払い方法通常の当選率PayPay銀行設定あり
PayPay残高で支払い4回に1回の確率で当選2回に1回の確率で当選
PayPayクレジットで支払い2回に1回の確率で当選必ず当たる
PayPayカード/PayPayカードゴールドで支払い

PayPayクレジット(青画面)はキャンペーンでも優遇されるのでおすすめです!

PayPayクレジット(青画面)のデメリット4選

PayPayクレジットの利用はメリットが多いですが、デメリット・注意点が4つあります。

以下の項目に気を付けながら利用していただけると幸いです。

PayPayカードには審査がある
クレジットは利用額に注意が必要
PayPayアプリへのチャージでポイント付与がない
PayPayクレジットからのチャージは現金に戻すことはできない

PayPayカードには審査がある

PayPayクレジットを利用するためには、PayPayカードが必要であり発行には審査があります。

PayPayカード申し込み条件

・日本国内在住の満18歳以上(高校生除く)の方
・本人様または配偶者に安定した継続収入がある
・本人認証が可能な携帯電話を保有している
参考:PayPayカードヘルプ「申し込み条件はありますか

ショッピング系のクレジットカードは審査が比較的甘めとは言うものの、審査が通らなければ利用することができません

クレジットは利用額に注意が必要

PayPayクレジットは利用後、すぐに支払いが行われる訳ではありません。

支払いが遅い分、資金に余裕がある錯覚を起こしやすく必要以上にお金を使い過ぎるケースもあります

お金の使い過ぎ防止のために利用金額の上限を設定しておくこと。クレジットカードの引落口座は1つの銀行にまとめておくと利用額が分かりやすくなります。

PayPayアプリへのチャージでポイント付与がない

PayPayカードからPayPay残高へのチャージはPayPayポイントの付与対象外です。PayPay残高へのチャージによるポイントの2重取りはできませんのでご注意下さい。

そのため、PayPayアプリではPayPay残高へチャージせず、PayPayクレジットでの支払いが1番お得な決済方法となります。

PayPayカードはPayPay残高へのチャージではなくFamiPayやJALPayへのチャージでポイ活が可能です。

PayPayカードのチャージでポイ活する方法はこちら

PayPayカードからのチャージは現金に戻すことができない

PayPay残高はチャージ方法によって、「PayPayマネー / PayPayマネーライト」に分かれます。

PayPayマネーチャージ方法PayPayマネーライトチャージ方法
・銀行口座
・セブン銀行ATM / ローソン銀行ATM
・Yahoo!フリマ / Yahoo!オークション売上金
・金融商品等に基づくチャージ
・PayPayカード
・PayPayクレジット
・ソフトバンク / ワイモバイルまとめて支払い

PayPayマネー / PayPayマネーライト2つの違い

PayPayマネーPayPayマネーライト
送金×
請求書払い(税金・後払い)×
送る・受け取る機能

例えば、PayPay銀行からチャージした場合のPayPayマネーは「送金」を利用することで現金に戻すことが可能です。

しかし、PayPayカードからチャージした場合は「PayPayマネーライト」として扱われるためPayPay残高を現金に戻すことはできません

注意点!「ポイントサイト経由の発行はPayPayカード新規入会特典対象外」

PayPayカードの新規発行について、「PayPayカードを発行しても入会特典が付与されない」というケースがあります。

PayPayカードの新規入会特典はポイントサイト経由で申し込むと対象外となる可能性があため注意が必要です。例えば、ポイントサイト「モッピー」からPayPayカードを発行する場合、遷移するページでは以下の記載があります。

画像引用:PayPayカード

他のポイントサイトを経由する場合も「本ページからの申し込みは新規入会特典がありません。」という記載がある場合は入会特典が受け取れませんので、しっかりと確認しましょう。

ポイントの2重取りができた過去入会特典

2024年4月までのPayPayカード入会特典キャンペーンではポイントサイト側とPayPayカード入会特典の2重取りが可能でしたが、2024年4月以降、入会特典の条件が変更されています

2024年4月以降のPayPayカード入会特典は「特典の記載があるヤフーサービス内の一部ウェブページから新規入会した場合のみ対象」という条件が付いたので、ポイントサイト経由では入会特典の対象外となります。

特典の記載があるヤフーサービス内の一部ウェブページから新規入会とは

ポイントサイト経由以外にも、PayPayカード公式ページからの遷移では入会特典対象外です。「よくある質問」を確認し、そのウェブページが本当に入会特典対象なのか判断しましょう。

画像引用:PayPayカード「よくある質問

また、PayPayアプリからのPayPayカード発行も新規入会特典対象外です。

画像引用:Yahoo!ショッピングアプリ

PayPayカード発行でPayPayポイント3,000円分が獲得できるウェブページは「Yahoo!ショッピング」のバナーとして表示されます(PayPayカード未発行の場合のみ)。

ウェブページ上のよくある質問を確認すると、特典付与についてもしっかり記載があります

クレジットカードの発行は基本的にポイントサイトを経由した方がポイントの2重取りができるのでお得です。

しかし、PayPayカードを発行する場合は例外となります。

3,000ポイントを目安に、「ポイントサイト経由で獲得できるポイント」または「PayPayカードの新規入会特典」どちらを狙うのか判断しましょう。

ご自身が1番得する方法でPayPayカードを発行していただけると筆者も嬉しいです。

PayPayクレジットは他社のクレジットカード決済とは違う

PayPayアプリには他社のクレジットカードを登録することもできますが、この利用方法はPayPayクレジット(青画面)での決済とは別物です。

「PayPayカード以外」のクレジットカードの利用について、2025年1月から利用を停止するお知らせがありましたが、今のところ他社のクレジットカードを引き続き利用することができている状況です。

画像引用:PayPay「2025年以降の他社クレジットカードの利用について」

PayPayカード以外の他社クレジットカード利用停止についての発表は2025年夏以降が予定されており、PayPayアプリでPayPayカード以外のクレジットカードは利用できなくなる可能性があります。

PayPayカードと他社クレジットカードの違い

PayPayクレジット他社クレジットカード
PayPayカードPayPayカードゴールド
過去24時間の最大決済可能金額クレジットカード上限額2万円 ※
過去30日間の最大決済可能金額5万円 ※
PayPayポイント付与率1.0%~1.5%1.0%~2.0%0%(対象外)
送る・受け取る機能×
ネット支払い×
請求書払い×
PayPayスクラッチくじ×
PayPayクーポン(クレジット限定)×
PayPayクーポン
PayPayスタンプカード
※ 本人確認(3Dセキュア)未設定の場合:5千円。青いバッジが表示されている場合は、上限金額を過去24時間および過去30日間で25万円まで引き上げ可能

他社のクレジットカードを利用する際は、お買い物でPayPayポイントの付与特典が受け取れず、送る・受け取る機能を使った個人間送金や一部サービスでも利用することができません。

PayPayクレジット(青画面)は他社のクレジットカードを利用するよりも利便性が高い決済方法です。

画像引用:PayPay、PayPayカード┃企業情報

しかし、PayPayカードの普及率はPayPayユーザー6,500万人に対して1,254万枚。5人に1人しかPayPayカードを利用していないのが現状です。

PayPayユーザーの中には、クレジットカードを発行できない学生さんもいるかとは思いますが、他社のクレジットカードをPayPayアプリで利用している方も少なくはないはず…。

PayPayクレジットを利用するメリットは本記事でお伝えした通りです。まだPayPayカードを利用したことが無い方はぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか?

PayPay銀行のポイ活方法はこちら

LYPプレミアムでPayPayポイントを獲得する方法はこちら

PayPay銀行「預金革命」の注意点はこちら

よくある質問QA

PayPayアプリからの入会について

Q PayPayアプリからPayPayカードの新規入会で特典はもらえる?

A PayPayアプリからの申し込みは新規入会特典がありません。カード発行するページの記載内容をよく確認した上で申し込みを行いましょう。

PayPayクレジットとPayPayカードの違いについて

Q PayPayクレジットとPayPayカードの違いは?

A PayPayクレジットはPayPayアプリを通じて利用する後払いです。一方で、加盟店で直接PayPayカードを利用した場合は「PayPayカード」の利用となります。

利用金額の上限設定方法について

Q PayPayの利用上限金額を変更するためには?

A PayPayの利用上限金額はアカウントをタップし、利用金額の設定から「支払い」 、「 友達に送る」 「 チャージ」それぞれの設定金額を変更することができます。

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