楽天ポイントプレミアムバンクには投資の疑似体験ができるサービスが複数あり、本記事で紹介するポイント楽天株もその1つです。
今回実際にポイント楽天株を利用してみましたが、メリットよりもデメリットの方が多い印象を受けました。
ポイント上限分追加した筆者が言うのもあれですが…。ポイント楽天株は楽天を応援したい!という気持ち(数ポイント分)の利用にしておきましょう(‘◇’)ゞ
本記事がポイント楽天株を利用しようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
目次
- ポイント楽天株の始め方について知りたい方
- ポイント楽天株の使い方について知りたい方
- ポイント楽天株のメリットデメリットについて知りたい方
ポイント楽天株とは?
「ポイント楽天株」、「楽天ポイント運用」、「楽天ポイントビットコイン」、「楽天ポイント利息」など楽天ポイントを使って投資の疑似体験ができるサービスをまとめて「楽天ポイントプレミアムバンク」と呼びます。
ポイント楽天株は楽天会員なら誰でも手数料無料で利用することができ、ポイント楽天株に追加したポイントは楽天の株価に連動してポイント数が増減していきます。
ポイント楽天株の紹介にもある通り、日頃お世話になっている楽天を応援するために今回は30,000ポイントをポイント楽天株に利用しました。
応援とは言いつつも、これで10月の倍チャンススクラッチくじが当たってくれるだろう…(=゚ω゚)ノ
なんせ応援したんだからな……(‘Д’)。
なんて下心があったり、なかったり。
ポイント楽天株の始め方
ポイント楽天株の始め方について記載します。
1.楽天PointClubアプリ下部のバナーから「さっそく初めてみる」をタップ
2.「確認する」をタップ後、「利用規約に同意して次へ」をタップ
3.追加したいポイント数を入力後、「確認する」をタップ
4.「ポイント楽天株トップへ進む」から付与日を確認
5.ポイント楽天株トップ画面へ
1.楽天PointClubアプリ下部のバナーから「さっそく初めてみる」をタップ
2.「確認する」をタップ後、「利用規約に同意して次へ」をタップ
利用規約を確認後、チェックが必要です。
3.追加したいポイント数を入力後、「確認する」をタップ
【 ポイント追加 】
・1株相当分947ポイント(9月7日時点)
・100ポイント
・自分でポイント数を選ぶ
ポイント追加は上記3つから選択可能です。今回は「自分でポイント数を選ぶ」から30,000ポイントを追加しました。
4.「ポイント楽天株トップへ進む」から付与日を確認
「今日からポイント楽天株主です。」と表示が出ればポイント追加完了です。2日後の9月9日から変動開始となります。
※ ポイント楽天株は実際に現物取引を行っている訳ではありません。
5.ポイント楽天株トップ画面へ
トップ画面では追加した保有しているポイント数を確認することができます。
ポイント楽天株でできること
ポイント楽天株でできることは大きく4つです。
・楽天グループの株価、推移の確認
・運用中ポイント、運用益の確認
・ポイントの追加
・ポイントの引き出し
楽天グループの株価、推移の確認
ポイント楽天株のトップ画面では楽天グループの株価、株価の推移を確認することができます。
楽天グループの最新株価は東京取引所営業日の16:30頃に更新されます。
楽天グループの株価推移は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の範囲で確認することが可能です。
運用中ポイント、運用益の確認
ポイント楽天株のトップ画面では運用中ポイント、運用益を確認することができます。
運用中ポイントにはポイント楽天株に追加されているポイント数が表示され、この運用中ポイントが株価に応じて日々増減していきます。また、運用益の「%」表示は運用中のポイントに対する増減を表しています。
ポイントの追加
「追加する」をタップすることでポイントを追加することができます。
追加できるポイントは通常ポイントのみ、100ポイントから追加することができます。
また、1株相当分でポイントを追加することも可能です。この1株相当分には、楽天グループの前日の株価終値に相当するポイント数が表示されています。
ポイント追加は営業日09:59までに申請すると、当日の株価終値で16:30以降にポイント数が順次変動します。
ポイントの引き出し
「引き出す」をタップすることでポイントを引き出すことができます。
ポイントを全て引き出す場合、実際に引き出されるポイント数は楽天グループの株価に応じて増減します。通常ポイントへの反映は営業日09:59までの申請で当日16:30以降に完了します。
ポイントを引き出す際の注意点
ポイント楽天株では入力してポイント数を引き出す場合、指定できるポイント数に上限があります。
入力して引き出す場合に指定できるポイント数は1ポイント~運用中ポイントの90%までです。90%以上を引き出そうとすると上記のように「入力数が指定できるポイント数の範囲外です」と表示されます。
ポイント楽天株では90~99%の範囲での引き出しは行えないようです。90%以上の引き出しは「すべて引き出す」を選択する必要があります。
楽天グループ(現物)のチャートでポイント楽天株を確認
実際の楽天グループ(現物)のチャートとポイント楽天株を比較するとしっかり連動していることがわかります。
ポイント楽天株は実際の株式と連動しており、ポイントが増える可能性も減る可能性もあります。追加または引き出しを行った場合、運用ポイント数の反映には、申請が確定した日の楽天グループ株式の終値が適用されます。
終値が適応されるので午前中に株価が上がっていたとしても、午後の相場で下がった場合期待していたポイント数が返ってこないこともあるかと思います。
また、指値や成行注文は行うことができません。
2024年9月8時点の楽天グループ┃週足と日足
筆者がポイント追加した2024年9月8日時点の楽天グループの週足と日足は下記の通りです。
今回は売買のタイミングを気にせず買ってしまいましたが…。投資の格言「落ちてくるナイフはつかむな」と言われているかのようなチャートです…。
がんばれ楽天!果たして1ヶ月後、株価はどうなっているでしょうか(‘Д’)!?
今回のポイント楽天株を2024年10月10日に引き出しました
当初、株価が上がっていようが下がっていようが10月10日に引き出します。とお伝えしていた通り、ポイント楽天株を10月10日に引き出しました。
そこで、ポイント楽天株を実際に1ヵ月間利用してみた感想をお伝えできればと思います。
1ヶ月間でポイント楽天株はどうなった?
まず、9月9日に追加した3万ポイントは10月10日までの約1ヶ月でこのようになりました。
10月10日の朝に引き出し申請を行い、当日の終値で引き出された楽天ポイント数は29,686ポイントで‐314ポイントとなりました。ざんねん!
【 ポイント楽天株推移 ┃ 10月1日‐10月9日 】
楽天グループの株価は10月に入ってからは常に-マイナスの状態での推移でした。
筆者の場合、長期投資ではなく今回のような短期・中期投資では買付の段階で利確する価格帯と損切する価格帯を決めています。
・黄色:買付したい価格の指値注文
・緑色:保有している商品を50%利確したい価格で指値注文
・赤色:ここまで上がったら満足する価格で指値注文
・青色:損失を大きくしないための損切ラインで逆指値注文
指値注文が利用できれば、とりあえず利益を確保しておきたい場合に数%利確しておくことや損切のための逆指値注文ができるので安心感もあります。
ポイント楽天株を利用してみて、指値注文ができない点とその日の終値で計算される点は大きなデメリットだと感じました( ´艸`)
まとめ┃ポイント楽天株のメリットデメリット
【 ポイント楽天株のメリット 】
・簡単な登録で株取引の疑似体験ができる。
【 ポイント楽天株のデメリット 】
・配当が出ない
・指値、成行注文ができない
・売却(引き出し)時は現金ではなくポイントで返ってくる
・テクニカル分析などはできない
・買い注文(ポイント追加)と売却注文(引き出し)はその日の終値で換算される
上記のようにポイント楽天株はデメリットが多い印象です。
ポイント運用の場合もデメリットはありますが、投資対象が投資信託なのでNISAで投資信託の積立投資をするイメージがつきやすく、メリットがあると感じました。
また、楽天証券を利用すれば指値注文や成行注文、新NISAを利用した長期投資では保有しているだけで楽天ポイントが貯まる投資対象もあります。まずは100円(ポイント)から運用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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よくある質問Q&A
追加ポイントのキャンセルについて
Q 追加したポイントはキャンセルできる?
A 1度追加申請をしたポイントはキャンセルできません。引き出しを行う必要があります。
株価のストップ高、ストップ安について
Q ストップ高やストップ安になった場合は?
A ポイント楽天株は1日に1度その日の楽天グループ株価の終値に連動して増減しますが、ストップ高やストップ安となった場合は連動しない場合もあります。
ポイントの補填について
Q ポイントの補填はあるの?
A 運用中ポイントが0ポイント未満(マイナス)になることはありませんが減った場合の補填はありません。
議決権について
Q ポイント楽天株を保有していれば議決権は付与される?
A 実際の株式を購入している訳ではないので議決権は付与されません。
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